2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バルトーク:ピアノ協奏曲第2番

バルトークの最も油の乗り切った時代といえば1930年代ですが、この時期のオーケストラ作品は意外とありません。この年代の代表作は「弦・チェレ」なのですが、タイトルのとおり、らっぱは出てきません。 でもコンチェルトならあるんです。「ヴァイオリン協奏…

オネゲル:イントラーダ(1947)

オネゲルの作品は交響曲・管弦楽曲では深刻な曲想のものが多いような気がします(有名なパシフィック21でも重い感じですよね)が、この曲も例外ではないと思います。A-B-Aの3部形式ですが、Aの部分はやはりそんな感じです。「威厳がある感じ」といったら…

素晴らしいホール

シューマンの2番を演奏する場所は実は上野の東京文化会館です。今日は本番前日のリハーサルで東京文化会館のステージに上がりました。会社の同僚のひとりがクラシックファンで、あっちこっちのコンサートを渡り歩いているのですが、「東京文化会館はすごく…

プロコフィエフ:交響曲第5番

プロコフィエフといえば、鋼鉄のような派手なサウンドというイメージがあります。この第五交響曲には、そういうところはもちろんありますが、美しいところ(特に第一楽章の第二主題や第三楽章など)もあります。また「せわしない」感じのところもあり、この…

突然電子工作

生徒・学生の頃は電子工作をよくしたものです。小学校のときに買ってもらった「電子ブロック」に始まり、中学校のころはハンダごてを握ってラジオの製作からアマチュア無線、音楽をやるようになってからは真空管でアンプの製作とか...でもここのところ全…

シューマン:交響曲第2番

シューマンのシンフォニーの中ではもっともマイナーな存在です。実際に演奏機会も少ないとは思いますが、私は他の3曲に劣らず素晴しい曲と考えています。 曲の冒頭から執拗にらっぱで何度も現れる、「ドーー、ドーードソー(五度上昇)」の音型が印象的です。…

新年にあたり・・・

あけましておめでとうございます。 昨年はHPを立ち上げたものの、仕事が結構忙しかったせいか更新があまりできず、また宣伝活動もほとんどしなかったためアクセス数も少なかったので、もうちょっと量・質ともに充実させたいと思っています。 とはいえあくま…

2ndパートの難しさ

12月27日は2週ぶりに練習に参加できました。金管はHr2本、Tp1本(2番だけ)というちょっと寂しい参加率です。年末だから仕方がないとは思いますが。トロンボーンさんとは前回の演奏会以来お会いしていません(先週きたのかな?)さて本題です。 シューマンの時…

ようやく復活

前回の日記での難聴の件ですが、検査の結果は順調でした。オーケストラの練習も1回休んだだけで復活です。正月の帰省も問題なしということでほぼ通常の生活に戻れそうです。 実は軽い「二重の音」の状態で1度、12月上旬の練習に参加したのですが、やはり音…